注文方法
取引のサイクル
FXの取引は、「買った」外貨は必ず「売り」、 「売った」外貨は必ず「買い戻す」ことで1回の取引が成立します。
新規注文した『反対の売買』をすることによって、利益、あるいは損失が確定します。
FXで新規に取引した場合、「新規のポジションを持つ」、あるいは「新規の建玉を保有する」などといいます。
買った場合であれば「買いポジション」または「買い建玉」といい、
売った場合であれば「売りポジション」または「売り建玉」といいます。
多彩な注文方法
FXの取引では、新規ポジションを持つ場合や利益(損失)を確定する場合の決済注文方法が豊富に用意されています。
為替相場が思惑通りに動いたケースでは、できるだけ利益を確実に確定したい、その逆に思惑と反対方向に向かってしまうケースを想定して、あらかじめ損失を限定する場合など、いろいろな注文方法を駆使して利大損小を企てます。
株式投資ではお馴染みの「成行」「指値」「逆指値」といった定番の注文方法は、FXでも全く同じです。
「成行注文」は、レートを指定せずに注文する方法。
「指値注文」は、買いたい(売りたい)レートを指定して注文する方法。
「逆指値注文」は、利益を確定、損失を限定するための注文する方法です。
「自動売買」を使いこなそう
FXは、あらかじめ売買するレートを設定しておいて、その設定したレートに相場が動いたときに、自動的に売買することが出来るようになっています。
つまり、「自動売買」は想定するリスクを回避できるシステムです。
為替相場は24時間動いています。ずっとパソコンの前に張り付いているわけにはいきませんね。
仕事で日中の為替相場の動きが確認できない人、家事に追われる人、夜には睡眠しなくてはなりません。。。
市場から目を離したすきに、利益機会がスルリと逃げる場合もあります。その逆に、相場が激しく振れたときに、想わぬ大損害を被るかも知れません。。。
そんなリスクを補ってくれるのが、FX特有の「自動売買システム」なのです。
FXの売買方法には、「成行」「指値」「逆指値」といった定番の注文方法の他、FX特有の売買方法、IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文、IFO(アイエフオー)注文、トレール注文などがあります。
また、FXには、あらかじめ決めておいたルールに従って継続的・機械的にトレードする投資法があり、これを『システムトレード』といいます。更に、そのトレードツールを利用して完全自動化による取引ができるシステムが、『システムトレードによる自動売買』です。