FXのデメリット
何事も、メリットがあればデメリットも存在するもの。
これは、FXも例外ではありません。
【業者倒産のリスク】
資産を預けてあるFX業者が倒産すると、預けた資産が返ってこない場合があります。
これについては、信託保全を取り入れている業者を選ぶことで回避できますので、しっかりと信託保全を取り入れている業者を利用するのがベストです。
【突発的な世界的事件に影響される】
天災やテロ、戦争などによって予期しない為替変動が発生し、保持している通貨が暴落する危険があります。
しかしこれも、「逆指値」という注文方法で「ここまで下がったら自動で決済する」という設定をしておけば、予期しない損益を被らずに済みます。
【レバレッジによるリスク】
FXのメリットとしても列挙したレバレッジですが、同時にデメリットにもなります。
入金した資産以上の額を動かせるため、手持ちのお金以上の損害を受けることも。
よほどのことがない限り、大きなレバレッジはかけないようにするのが無難です。
レバレッジをかけるとしても、最初は3~5倍程度に抑えておくとよいでしょう。
【システムトラブルによるリスク】
FX取引は今はオンラインで行うのが一般的ですが業者でシステムトラブルが生じると現状取引をしていたものが取引中止となってしまい思わぬ損失を招く恐れもでます。
こちらは複数の業者に取引口座を分散させるなどで損失を軽減できますが、口座開設前に電話注文などのたの注文方法も把握する事も重要になってきますインターネットで便利になりましたがそれに頼りきっていると思わぬところで損失を招く原因にもなるという事を頭に入れておきましょう。
【マージンコール(強制ロスカット)によるリスク】
為替相場の変動に応じて評価損が発生し、当初お預かりした為替保証金(証拠金)ポジションを維持するために追加証拠金を業者に預託することをマージンコール(強制ロスカット)リスクと言います。
損失が元手の一定割合以上になると、ポジションの売却か、証拠金の追加を行わないといけませんので長期で保有する場合などはある程度の余裕資金を持って運用しないと強制決算で損失の出たままに取引が終了する恐れもあります。
【売り時の金利支払いリスク】
円以外の通貨を売りから入るときには逆にその差額の金利を支払うことになりますがそれにより大きく売りに出るとその分支払額も大きくなりますので通貨間の金利差に相当する金額の受払いが発生します。
高金利通貨の売りポジションを保有している場合は、その金利差相当額の支払いが生じてしまうでこちらも忘れずに頭に入れておきましょう。