投資用不動産選びのポイント
わかりやすい基準は「駅からの距離」や「間取り」
基本的には、ご自身が賃貸住宅に住む場合に「選ぶ基準」で考えればよいのです。
「駅から近いか」「面積がどのくらいか」「どんな設備が入っているか」「日当たりはよいか」「眺望はよいか」「周辺環境はどうか」といったことは、当然考慮するでしょう。
ご自身から見て魅力ある物件であれば、借りていただける可能性も高いです。
「安定した家賃収入」を「長期的に得られるか」
ただし投資に際しては、「自分が住む場合」とは別の視点も必要になります。
借入の返済期間は20~30年が一般的です。逆に言えば、それだけの期間、「返済を続けられるだけの収入」が得られなければなりません。自己資金を多く投入した場合でも、投入金額を回収するのには15年程度はかかります。
いずれにしても、「長期に渡って収入が得られる」物件が投資対象として望ましいということです。
したがって、「将来的に発展性のある地域か」「今は好条件でも、将来的に状況が変わってしまう可能性はないか」といったことも考えなければなりません。
「自分が住む」のであれば、「状況が変われば住み替える」ことも可能ですが、投資の場合は、物件と「長い付き合い」になります。長期的な視点も欠かせません。
不動産会社を選ぶポイント
不動産会社を選ぶポイントとして、積極的にリーシングしてくれる不動産会社を選ぶことも重要です。
不動産投資は買って終わりではなく、安定経営を目的としていくものですから、その後の相談、フォローの体制がしっかりできている会社を選びましょう。
販売だけ行っている会社は売って終わりでその後のフォローがないケースもありますので注意が必要です。
また、見極めポイントとして、その会社が賃貸仲介店舗を持っているか?もポイントです。
専門の賃貸仲介店舗があるほうがより集客力のある不動産会社であり、空室率低下につながります。
賃貸専門店舗がある会社ですと、どうすれば空室にならないか?などアドバイスをもらえるでしょう。
時期によってはフリーレントや広告料などを利用して入居者を確保することが必要です。
空室が続いても何のアドバイスも無く、ただ家賃を下げる提案しかしない不動産会社は本当にオーナー様の立場に立っているとは言えません。
空室対策は常に早い決断・アクションが必要といえるでしょう。こういった戦略・アドバイスを話し合える信頼できるパートナー会社を見つけることが、今後の不動産経営を成功に導くでしょう。